借用書サポートセンターがアドバイスする借用書の書き方次第で、いざとなればお金の貸し借りの証拠となるわけです

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借用書の書き方
借用書の重要なポイント

借用書の書き方の重要なポイントについてご説明いたします。
まずは、借用書の基本事項をしっかり押さえてください。

タイトルの記入

お互いが契約内容を一目して分かるように、
「借用書」「金銭消費貸借契約書」などとしておきましょう。

貸主と借主の略称を記入

最初に貸主を甲、借主を乙と定義しておけば、その次から氏名を
フルネームで書く必要がなく、書類作成の手間が省けます。
特に決まりはありませんが、甲、乙の略称が一般的のようです。

金額を記入

実際に貸し借りする金額を記入します。
ここで注意が必要なのは、0~9の金額をアラビア数字で書かないことです。
3は8、5は6、9は8に後で勝手に書き換えられる危険があります。
面倒かも知れませんが、必ず漢数字で記入しましょう。

返済日を記入(定める場合)

返済日を定めなかった場合は記入しなくてもかまいません。
返済日を定めなかった場合、貸主が「返してください」と催促したときが返済期日となります。

日付を記入する

借用書には必ず日付を入れましょう。利息や遅延損害金の計算するときに重要です。
特に、時効を確認するときはこの日付が起算日になります。

貸主、借主の署名・捺印

契約者が個人の場合、後日、言い逃れをさせないために本人の直筆で、
住所、氏名を書いてもらいましょう。そして、必ず押印をしてもらいましょう

返済方法

「持参」「送金」などの支払い方法を決めておきましょう。
銀行振込などの場合は、振込先の金融機関名、支店名、
口座番号を指定しておきましょう。

期限の利益

あまりなじみのない言葉ですが、借主が「期限まではお金を借りていられる」権利のことです。
逆に言えば「期限まで、お金を返さなくても良い」権利です。
このような権利を「期限の利益」といいます。
特に分割返済で契約するときは重要な取り決めになります。

たとえば、100万円の返済について、毎月末日までに5万円ずつ、計20回の返済だとします。
このときに「1回でも返済を怠ったときは、期限利益を失い、残金全額をまとめて返済する」旨を
借用書に記載します。分割による支払いを取り決めするときは必ず期限の利益の条項を入れましょう。

期限の利益イメージ

ここまでの内容が入っていれば、最低限の問題はクリアーしています。
それ以上の細かい書き方はここでは省略します。
借用書は、基本的に公序良俗に反しない限り、(たとえば犯罪の報酬として金銭を支払う契約などが
公序良俗違反にあたります。)必ずこのように書かなければならないというものがありません。
民法では「契約自由の原則」といいます。
ただし、内容の文言に不備があると、証拠能力が弱くなりますので、十分注意してください。

後は、必要に応じてどのような内容を記入するかを判断していきます。
一括または分割、利息、遅延損害金、などを定めたい場合は、それぞれの事項を必要に応じて定め、
借用書に記入します。そして貸した金額に応じた収入印紙を貼ります。

書き間違いをした場合は?

借用書のような普段書き慣れない書類を書いていると、うっかり間違ってしまうことがあります。
そういう時は思い切って書き直してください。それが一番間違いのない方法です。
訂正する方法もありますが原則として、間違ったら書き直す。
これが後でトラブルを招かない最善の方法です。

不測の事態を想定し不備の無い借用書を作りましょう!

借用書は、形式はもとより「内容」も重要です。
基本的な形式と内容がきちんとしていれば契約書は有効となります。
借用書というのは、いざとなればお金の貸し借りの証拠となるわけですが、
この証拠はあなたにとっても、相手方にとっても証拠となるものです。

ですから、形式だけではなく、内容についても「穴のない借用書」を作らならければなりません。
不測の事態を想定し考えられるすべてのリスクを計算し、それを防ぐ借用書にしなければなりません。
そうしないと結果的にあなたが損害を被ることになるのです。

お金を貸し借りする際のリスク

上記のような、さまざまなリスクを想定し万一のときに備えて、
回収できる方法を借用書に明記しなければなりません。
また借用書も契約書ですから言葉の書き方ひとつであなたが不利な立場になることさえあります。

市販品や書籍のひな形をそのまま利用するのはおすすめしません!

私は以前建設会社に勤めていたので、工事請負契約書、不動産売買契約書、金銭消費貸借契約書など、
仕事柄さまざまな契約書と接する機会がありました。
しかし、その中には文房具店で売っている市販の契約書をそのまま使っているケースもあり、
それを見るたび、「大丈夫かなぁ・・・?」と不安に感じたことがたびたびありました。

決して市販の契約書が悪いとはいえませんが、そっくりそのまま利用できる契約書のほうが
かえって少ないと思います。安易な考えで、本に載っているようなひな形(書式)を
そのまま利用するのは絶対やめましょう。思わぬトラブルの原因になります。

専門家に依頼する数万円の費用を惜しんで、数千円の本を参考にして作った借用書や、
市販の契約書を使った場合、何かあっても仕方ないと割り切って考える必要があります。

契約書のミスは後々、膨大な損害を被る可能性があります!

契約書については、専門家でもミスをする場合がありますので、
少しばかり法律をかじった人に作ってもらったりするのは非常に危険です。
もし借用書の内容に不備があり、その後トラブルになっても
借用書を作った人が、損害を補償してくれるわけではありません。
穴だらけの借用書なら書かないほうがマシかも知れませんね。

専門家に依頼する数万円の費用を惜しんだためにトラブルに巻き込まれ、
その損害を回復するためのコスト、裁判費用、膨大な時間と労力を
無駄にする人が少なくありません。
ご自分で借用書を作るときには、くれぐれも注意してください。

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